中国ビデオ動画投稿サイトTop3社の最新事情〜その2

2008.06.06 .15:25:45
 Tudou Office
そんな中、きわどい情報も載せると評判で、実質トラフィックを一番集めている”アメリカ的“(実際オフィスも自由でクリエイティブな感じです。画像左)会社のTudouは、政府から好ましくないサイトとしてブラックリストに載ってしまい、今後なんとかオフィシャルサイトを積極的にやっていきたいと言っていました。

一方、トラフィックではTudouに劣ると考えられている56.com は日本の会社を含む戦略的投資家をいれて、早々とオフィシャルサイト政策に動いています。中国政府との距離も考えており、中国ならではの微妙な立ち居地を探しているようです。

今回会ったのは、すべてCFOクラスの人でしたが、みな英語がぺらぺらでベンチャーキャピタルとのコミュニケーションができる国際人です。この中から、未来の中国メディアを担う会社が生まれてほしいと思っています。

2008-06-06 | | |

中国ビデオ動画投稿サイトTop3社の最新事情〜その1

2008.05.30 .17:57:43
 ネット大国の中国ですが、オンラインゲームや検索エンジンビジネスと並び、今とてもホットなのが動画投稿サイト。この分野、米国のYouTube、日本のニコニコ動画など、ネットサービスの顔の一つになっていて、中国でもその座を目指し競争は過熱気味ですが、最近とにかくトラフィックを集めるという形から少し変わった動きがでてきているようです。

今回、トップ3社(Tudou, Youku, 56.com)に会ってきたので簡単にご紹介します。既にそのどれもが3,000万人以上の会員を持つ(自称含むのでややまゆつばです)サイトに成長し、1本あたりの動画アップロード制限が長いこともあり(60分)、ユーザーののべ滞在時間はYoutube に匹敵するというデータもあります。最近、それぞれの会社がベンチャーキャピタルから20−40億円のお金を調達しました・・・が、この後がオンラインゲームビジネスとは違うところです。各社、ビジネスモデルの作成に四苦八苦しているのです。Youtubeは、Googleに買われましたが、単体では米国ですら利益構造は作るのは難しいと言われています。ましてや、1クリックあたりの広告価値(CPM)が非常に低い中国にとって広告モデルはなかなか苦しく、ビジネスモデル作りにあれこれ知恵を絞っているようです。 〜その2へ続く
 

2008-05-30 | | |

音楽ビジネス@中国

2008.05.27 .13:39:28
 LIVE
 「CDはプロモーションです(結局コピーされるから)。こちらは事務所ビジネス、つまりコマーシャルとイベント(ライブ)ビジネスになるしかないのです。」
中国でのレコード会社との会話。ですが、海賊版、コピーが当たり前の中国だから起こるビジネス、と言い切れないのが今日この頃。米国でもCD売上の下落率は2桁です。一方、ローリングストーンズ、ポリスなど大物アーチストのイベントは大盛況。マドンナも自分のCDレーベルを手放し、コンサートブッキングビジネスに参入しました。

ゲームはそんなことはないか?と思っていたら、今中国で大人気のPSPを見てびっくり。街中でプレイをしている人を数多く見かけるのですが(Wiiよりも売れています)、みな買っているのはハードだけ。ハードを少し改造し、メモリースティックにインターネット経由でたくさんゲームをダウンロード。店も、サービスでメモリースティックにたくさんゲームを入れているようです。おかげで、みなさん(弊社の)ルミネスをすでにご存知でした(ルミンズと呼んではいましたが・・)。中国で、SCE(ソニー・コンピュータエンタテインメント)はアップルみたいなビジネス、ハードで儲けているのですね。いいのかなあ?

ゲームで事務所はもてないし、ライブもできない。じゃあ、何って言うことで、広告モデルやサーバーモデルが出てきている。動きが急で大変です!
 

2008-05-27 | | |

プロフィール

内海 州人
(Shuji Utsumi)



















★ソニー:経営企画室、Sony Computer Entertainment of Americaの創設メンバー
★セガ:Sega of America、セガ・エンタープライゼス執行役員
★ディズニー:インタラクティブアジア代表を歴任



☆クラッシュバンディクー(SCEA)
☆サクラ大戦, 2K Sports (セガ)
☆キングダムハーツ
(ブエナビスタゲーム)
などの作品にも係わる



・一橋大学卒業
・ウォートンMBA

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